第20回 立山登山マラニック

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2017年08月29日 12:00

8/26今年最大の目標としていた富山最高峰の登山&ランニングレース、
立山登山マラニックに参戦してきた




前日は、全国ニュースになるくらいの豪雨。
当日も朝は雨の予報で、1時過ぎに起きて雨雲レーダーを見ると、やばい雲が近づいている。
でも、抜ければ快晴になる予報にて、4年連続立山の頂上ゴールではなく、途中の室堂ゴールとなっている状況が、
解消できるのではないかと思って、無料バスの出る富山駅前に向かった。

すると家を出てすぐに、風が強くなり、ありえないくらいの豪雨嵐
雨宿りしましたが、らちが明かないのでずぶ濡れのままバスに乗って会場入りしました。

会場に入ってからは、受付を済ませ、荷物を預け、知り合いと健闘を称えあったりしていると、雨も弱くなり走りやすい気候となった




スタート前には、海の水を触り海抜0mを体感し気持ちを入れる!




そして、4時ちょっと過ぎスタート地点に焚かれた焚火から移された たいまつを先頭に、レースがスタートしました!!

スタートはリラックスしてゆっくり入り、体がほぐれるとすぐに、目標ペースである6分/kmにしました。

10kmまではほぼ平坦。10km~20kmぐらいはやや登る設定ですが、普段のロードのレースと一緒の感覚。
常願寺川沿いをひたすら山に向かって走りましたが、10km過ぎぐらいからは強い向かい風に悩まされペースが上がりませんでした




それでも、順調に進み第二エイドの岩峅寺雄山神社に到着。ここからは、だんだんきつくなるアップダウンの続くロードになりました。
でも、田んぼ道の向こうに目をやると、はるか彼方にゴールとなる立山の姿が




朝の天気から、頂上ゴールは厳しいだろうと思っていましたが、今年は行けそうと周りのランナーらと、
喜びを共有し、気合を入れ直して走りました!




30km地点を過ぎ、激しい登りの先に芦峅寺雄山神社があり、そこに大きな私設エイドがあった。
ここには、会社のラン仲間がボランティアで参加しており、それを事前に聞いていたので、
私は、スペシャルドリンクとゼリーなどを渡していたのでそこで受け取り、ついでに記念撮影




ありがたい限りでした

そして立山大橋に突入し、そのあとにある国際ホテル前の急坂も歩くことなくクリアーしました♪




そこから、立山駅まで行ったん下り、立山駅エイドに到着、
ここで朗報が入り、「今年は気候が良く、ゴールは雄山山頂と言うことが決定したと連絡が入りました!」と!
俄然気合が入り、今回のロード最大の難関となる称名滝への道に挑みました!




ただ、ここは流石にきつく、歩きを交えて進みましたが、ここも私設エイドが多くいて非常に助けられました。
特に、決して安くない足攣り防止サプリを惜しみなく分け与えてくれた方もいて、ちょうど足の状態が怪しい場面だったので、おかげで持ちこたえられました。
ありがとうございました!




称名滝へのロードもなんとかクリアーし、ここのエイドでは預けておいた荷物を受け取り、登山仕様にと、
加圧タイツ&トレイルランシューズ、トライルラン用ザックに給水はハイドレーションシステムに変更しました。

そして気合を入れ直し、今度は山岳地帯となる、急登八郎坂に突入!




最初は、称名滝を観ながら軽快に進む!




しかし徐々に50km近く走った足に疲れが見え始めペースが落ちる・・・
でも、なんとか乗り切り、八郎坂もクリアーしアルペンルートに出た。

そしてそこから下界を見てみると、海が見え「あんなに遠くから来たんだ」とちょっと感動




でも、レースの強度的にはやっと半分を過ぎた感じと行った所だったので、気を緩めずに木道を進みました。




木道は、笹薮が酷く 試走の時に悩まされたので、その対策にタイツを穿いたので気にせずにガンガン進めました!

そして、追分を過ぎて今度は弥陀ヶ原の木道へ。




ここは、今回快晴となったので特別に通ることになったルートとのことです♪

弥陀ヶ原のエイドを過ぎると、ここからは室堂までアルペンルートを淡々と進む、天空ロードに。

ラン&ウォークで、9分/km台で何とかこなし、天狗平付近までくると、ゴールとなる雄山頂上がはっきり見えてきた




またこんな標高でも私設エイドがあり、「皆さんのために担いで登ってきました。」と惜しみなく給水をしてくださり、
もう感謝しかなかったです

天狗平に到着すると、室堂まではあと少し。
ただ苦しい状態ではあったのですが、中盤からずっと並走する形となっていた人に話しかけ、一緒に行動することに。
話すると、何気にご近所さんで、話も合いリラックスしながら進めました

そして、ここでは立山や劔岳が綺麗に見えたので思わず撮影!






そして、一番厳しいと言われた室堂の関門も、余裕をもって到着できたので、ここではちょっと長めに休憩。
また、下山用にストックも受け取りました。

エイドにて充分に補給して、ついにエンディングとなる室堂からの立山登山!

室堂から一の越までは軽快に進み、ついに最後の300mの急登に!
ここからは、強風や63km以上使った足の疲労が半端なく、なかなか進まない状態。
過去一番きつい、一の越からの登山でしたが、ゴールし下山してくる選手たちや、大会には全く関係ない登山者の方々からの
「頑張れ!」の声援を励みに必死にこらえ登りました!
そして同士らとも励ましあい、「あと30m、、20m,、、10m」とカウントダウンし、
ついにゴールとなる、頂上へ!

最後は、途中から一緒に励ましあいながら歩んだ同士と一緒に歓喜のフィニッシュをしました!!




ゴール時は時計も観ておらず、計測を停め忘れていたので正確な時間は分かりませんでしたが、
おおよそ、10時間15分(制限時間は、11時間)でのゴール。
ただ、タイム以上に大切なのは完走することで、それを知り合い全員がこなすことが出来て、
とてもうれしかったです♪




ゴール後は、本当の頂上である社殿でお祈りを受け、しばらく休んで下山。

実はここからが、立山登山マラニックの第2部で、65kmの道のりで酷使したガクガクの足で室堂まで下山し、
重い荷物を背負って、少し先にある雷鳥荘までの過酷な移動・・・

でも、緊張がほぐれたので、景観を楽しみながら進みました♪








宿に着いてからは、部屋の仲間と完走の喜びを分かち合い、最高のマジックアワーを見ることが出来ました




宿では、温泉に浸かり、刺身付きの夕食をたらふく食べ、歓走式でビールを飲んで疲れを癒しました




その日はそのまま雷鳥荘に宿泊。
翌日は更に天気が良く、凄い人たちは朝3時に起きて、ご来光を観にまた山を登ったみたいですが、
私は充分に寝させていただきました。。。

そんな感じで、今年最大の目標となる、立山登山マラニックを無事に完走できました!




改めて、成せば成る! と思いましたが、
達成できた裏側には、仲間たちの協力や、大会スタッフ、ボランティアの方々。
そして私設エイドのサポートや、いろいろな方からの声援があってからだと思ってます。
本当に感謝ですし、これからも走り続けますが、少しずつ還元していきたいと改めて感じた、
非常に良い大会でした。
どうもありがとうございました!!


       
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