2014年07月22日
剱岳登山~別山尾根より下山~
7/19、敢行した早月尾根からの剱岳(2,999m)登山!
早月尾根から、一気に2,200m登り切り登頂した記事を書きましたが、
今回はそのあとの下山報告です。
なんとか剱岳の頂上に立った私たち!

頂上は、意外に風が弱かったので休憩しやすいかなと思いましたが、
遠くの方で鳴り出した雷が近くなってきたので、
12:25 この辺の時間は正確ではないですが、滞在時間わずかで急いで下山に入りました
下山ルートは、来た道を下るのではなく「別山尾根ルート」より立山方面へ下るプラン。
途中の山小屋で1泊し、翌日元気なら立山縦走をしようと目論んでだ
とりあえず、雷が来ないうちにと焦りつつも慎重に下ると、
12:40 鎖場が現れ下山最大の難所「かにのヨコバイ」に到着!


画像のあたりは、まだ余裕はある鎖場のですが、ちょうどこの写真を撮り終えたあとから
雹(ひょう)が降り出し、雨で濡れ滑り易い足場が更に危険な状態になりかけました。。。
しかし、雹が降り続き積もると余計危険ですし、落雷の恐れもあることから、
ひるまず、焦らず歩を進めました。
かにのヨコバイの途中では、雹は止み、雷も落ち着きましたが、
その分雨が強くなる!
剱岳登山初心者の私は、当然この超難所は初めてでしたが、
心強いリーダーMさんが要所要所足の掛ける場所や、渡り方を教えてくれ、なんとかクリアーする。
ただ、本当は岩にしがみつかず、岩から体を放して、手に掴んでいる鎖と足場を頼りに進む方が
安全らしいが、ビビった私は、ほぼ岩にしがみつくように降りてきてしまいました。。。(危なかった)
ちなみに、鳶岩登山で経験した「かにのヨコバイ」とは比にならないくらい怖かったです
その後、長いハシゴを下り終え、無事難所を突破!
ただ相変わらず雨は酷く、また雷が鳴ってきたので、
すぐに身の隠せそうな所に避難し、しばらく待機。
当然写真など取れる余裕もなかったので、この辺の画像はなしです
13:05 雷も落ち着いたので、再び歩き出し鎖場「平蔵のコル」へ到着!

ここもなかなかの鎖場でしたが、ヨコバイほどの恐怖感は無く、
ただ気を緩めずに挑みなんなくクリアー

その後も連続する鎖場や、ちょっとある雪渓をクリアー


13:45 「前剱の門」の鎖場を突破!

14:00 おそらく前剱(2,813m)を突破!前剱大岩は圧巻でした

前剱を超えたあたりから、降っていた雨も止み、晴れ間も望むようになってきました♪

ちなみに、別山尾根ルートですが、別山から3つの山を越える縦走ルートとなるため、
当然、下山と言っても山を越えるための登りが数箇所あります。
たった、100m無い程度の登りとなるのですが、早月尾根ルートで2,200m登りきった足には、
かなりきついことで、地獄のようでした。。。
14:30 それでも頑張って登って、一服剱(2,618m)の頂上に到着!

ここで、休憩をしながら今晩の宿について話し合いました。
もう少し行った先にある、「剣山荘」や「剣沢小屋」などに早めに入り、体を休めるか、
かなり頑張って歩き、雷鳥平まで下り、「雷鳥荘」で、温泉&ビールで癒されるか!?
協議の結果、ここまで頑張ったのだから もう少し頑張り、自分にご褒美をあげようと、
「雷鳥荘」で、温泉&ビール+個室としました
なので、なんとしても18時前には宿に着いて満喫しようと再度気合いを入れ、歩を進めました!!
15:00 剣山荘上部を通過! 山間には虹が見えていました

ここからは、剱御前(2,777m)を迂回するように、長い雪渓の上を登るように歩く。
疲れ切った足には結構こたえました。。。

それでも、再び現れた虹に癒されながら頑張って進み、

この日最後の登りになるであろう、別山乗越のガレ場登りでは、
剱岳がちょっとだけ顔を出してくれました♪

16:30 必死に歩き切り、剱御前古舎に到着!

ここからは、一気に下り雷鳥沢を目指す!

途中にある、大きく緩やかな雪渓では、膝にまったく負担が掛からないことから、走り滑るように全速力で下る!!

下りきったところには「称名川」が流れており、海、池、川好きの釣り人には、かなり癒される場所となりました♪

17:25 目標の雷鳥平へ到着!

目標時間より結構早く着いたので、宿では夕飯までゆっくり温泉に浸かれると思ったら、
ここで計算外の事態が発生!!
宿となる「雷鳥荘」は雷鳥平の丘の上にあるため、ここから約100mほどの登りとなり、
肉体はもちろん、精神的にもかなり限界になりましたが、気力で登り、
17:45 今回の剱岳登山の終点となる、宿に到着しました!
宿に着いてからは、すぐに荷物を降ろし 温泉へ直行!
地獄谷から沸き出した温泉は、疲れ切った体を回復させるには充分過ぎるほど良い湯で、
満足!!
その後の夕飯では、山小屋ではまず出ることの無いはずの刺身が出たり、
ほぼ民宿状態で、生ビールを堪能し 寝るまで飲ませて頂きました

そんな感じで、今回の剱岳登山は無事に成功しました!
正直、私程度のヘタレには ずっと憧れの山となるのかと思ってましたが、
今年からマラソンに出るためジョギングや筋トレを始め、
タイミング良く誘ってくれたので、チャレンジすることが出来ました。
ただ私一人では当然登れる山では無く、メンバーに恵まれ登らせていただきました
ただ、今回は元々天候が優れないはずの中、無理なら引き返そうとも決めての登山で、
たまたま全てが上手くハマり、無事登頂、下山することとなりました。
今後はこのような強行はしないようにするでしょう。
そして、次に剱岳に登るときは、晴天で360°絶景を味わいたいと思います♪
自分なりに少しは人として成長できたかなと思う登山でした
この翌日は、立山縦走を行ったのですが、長くなったので後日報告します。

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早月尾根から、一気に2,200m登り切り登頂した記事を書きましたが、
今回はそのあとの下山報告です。
なんとか剱岳の頂上に立った私たち!

頂上は、意外に風が弱かったので休憩しやすいかなと思いましたが、
遠くの方で鳴り出した雷が近くなってきたので、
12:25 この辺の時間は正確ではないですが、滞在時間わずかで急いで下山に入りました

下山ルートは、来た道を下るのではなく「別山尾根ルート」より立山方面へ下るプラン。
途中の山小屋で1泊し、翌日元気なら立山縦走をしようと目論んでだ

とりあえず、雷が来ないうちにと焦りつつも慎重に下ると、
12:40 鎖場が現れ下山最大の難所「かにのヨコバイ」に到着!
画像のあたりは、まだ余裕はある鎖場のですが、ちょうどこの写真を撮り終えたあとから
雹(ひょう)が降り出し、雨で濡れ滑り易い足場が更に危険な状態になりかけました。。。
しかし、雹が降り続き積もると余計危険ですし、落雷の恐れもあることから、
ひるまず、焦らず歩を進めました。
かにのヨコバイの途中では、雹は止み、雷も落ち着きましたが、
その分雨が強くなる!
剱岳登山初心者の私は、当然この超難所は初めてでしたが、
心強いリーダーMさんが要所要所足の掛ける場所や、渡り方を教えてくれ、なんとかクリアーする。
ただ、本当は岩にしがみつかず、岩から体を放して、手に掴んでいる鎖と足場を頼りに進む方が
安全らしいが、ビビった私は、ほぼ岩にしがみつくように降りてきてしまいました。。。(危なかった)
ちなみに、鳶岩登山で経験した「かにのヨコバイ」とは比にならないくらい怖かったです

その後、長いハシゴを下り終え、無事難所を突破!
ただ相変わらず雨は酷く、また雷が鳴ってきたので、
すぐに身の隠せそうな所に避難し、しばらく待機。
当然写真など取れる余裕もなかったので、この辺の画像はなしです

13:05 雷も落ち着いたので、再び歩き出し鎖場「平蔵のコル」へ到着!
ここもなかなかの鎖場でしたが、ヨコバイほどの恐怖感は無く、
ただ気を緩めずに挑みなんなくクリアー
その後も連続する鎖場や、ちょっとある雪渓をクリアー
13:45 「前剱の門」の鎖場を突破!
14:00 おそらく前剱(2,813m)を突破!前剱大岩は圧巻でした

前剱を超えたあたりから、降っていた雨も止み、晴れ間も望むようになってきました♪
ちなみに、別山尾根ルートですが、別山から3つの山を越える縦走ルートとなるため、
当然、下山と言っても山を越えるための登りが数箇所あります。
たった、100m無い程度の登りとなるのですが、早月尾根ルートで2,200m登りきった足には、
かなりきついことで、地獄のようでした。。。
14:30 それでも頑張って登って、一服剱(2,618m)の頂上に到着!
ここで、休憩をしながら今晩の宿について話し合いました。
もう少し行った先にある、「剣山荘」や「剣沢小屋」などに早めに入り、体を休めるか、
かなり頑張って歩き、雷鳥平まで下り、「雷鳥荘」で、温泉&ビールで癒されるか!?
協議の結果、ここまで頑張ったのだから もう少し頑張り、自分にご褒美をあげようと、
「雷鳥荘」で、温泉&ビール+個室としました

なので、なんとしても18時前には宿に着いて満喫しようと再度気合いを入れ、歩を進めました!!
15:00 剣山荘上部を通過! 山間には虹が見えていました

ここからは、剱御前(2,777m)を迂回するように、長い雪渓の上を登るように歩く。
疲れ切った足には結構こたえました。。。
それでも、再び現れた虹に癒されながら頑張って進み、
この日最後の登りになるであろう、別山乗越のガレ場登りでは、
剱岳がちょっとだけ顔を出してくれました♪
16:30 必死に歩き切り、剱御前古舎に到着!
ここからは、一気に下り雷鳥沢を目指す!
途中にある、大きく緩やかな雪渓では、膝にまったく負担が掛からないことから、走り滑るように全速力で下る!!

下りきったところには「称名川」が流れており、海、池、川好きの釣り人には、かなり癒される場所となりました♪

17:25 目標の雷鳥平へ到着!
目標時間より結構早く着いたので、宿では夕飯までゆっくり温泉に浸かれると思ったら、
ここで計算外の事態が発生!!
宿となる「雷鳥荘」は雷鳥平の丘の上にあるため、ここから約100mほどの登りとなり、
肉体はもちろん、精神的にもかなり限界になりましたが、気力で登り、
17:45 今回の剱岳登山の終点となる、宿に到着しました!
宿に着いてからは、すぐに荷物を降ろし 温泉へ直行!
地獄谷から沸き出した温泉は、疲れ切った体を回復させるには充分過ぎるほど良い湯で、
満足!!
その後の夕飯では、山小屋ではまず出ることの無いはずの刺身が出たり、
ほぼ民宿状態で、生ビールを堪能し 寝るまで飲ませて頂きました


そんな感じで、今回の剱岳登山は無事に成功しました!
正直、私程度のヘタレには ずっと憧れの山となるのかと思ってましたが、
今年からマラソンに出るためジョギングや筋トレを始め、
タイミング良く誘ってくれたので、チャレンジすることが出来ました。
ただ私一人では当然登れる山では無く、メンバーに恵まれ登らせていただきました

ただ、今回は元々天候が優れないはずの中、無理なら引き返そうとも決めての登山で、
たまたま全てが上手くハマり、無事登頂、下山することとなりました。
今後はこのような強行はしないようにするでしょう。
そして、次に剱岳に登るときは、晴天で360°絶景を味わいたいと思います♪
自分なりに少しは人として成長できたかなと思う登山でした

この翌日は、立山縦走を行ったのですが、長くなったので後日報告します。

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